海洋ごみ
2030 年までに対象国で海洋ごみを 50% 削減する。
海の脅威と私たちの役割
2025 年までに 2 億 5 千万トン以上のプラスチックが海に流れ込むと推定されており、 プラスチックごみが原因となる環境破壊による被害額は年間 130 億ドル以上と言われています。ダイバーは、人による海洋環境への影響を誰よりも最初に目撃する最前線にあり、海洋ごみの実態報告、除去、発生源を削減するなど、独自の立場から支援することができます。
私たちの取り組み
私たちの代表的な活動である Dive Against Debris®(ダイブ・アゲインスト・デブリ)は、世界最大の海洋市民科学データベースと海洋ごみに関する活動を展開しています。
Dive Against Debris®(ダイブ・アゲインスト・デブリ)
トーチベアラー(海洋保護の志を持つ者)はこれまでに 200 万個以上のごみを取り除き、1 万匹以上の海洋生物を助けてきました。Dive Against Debris®(DAD)は世界最大の海洋清掃活動の象徴でもあります。
海洋ごみの調査
7万人以上のダイバーが海底にあるごみに関する世界最大の海洋市民科学データベースを作成することによりデータの誤差を無くすことに寄与しました。2020 年には、このデータを Science Direct に掲載し重要な海洋研究を前進させました。
私たちの戦略
2030 年までに対象国の海洋ごみを 50% 削減する。
鍵となる活動 (1) PADI トーチベアラー ・コミュニティの市民科学への参加 (2) PADI AWARE コミュニティ助成プログラムによる対象国への支援
各国内キャンペーン
海ごみキャンペーンは、地域や国レベルでの保護対策を推進する主要国で実施されます。
国際的な支援活動
海からプラスチックをなくすという共通のビジョンを支えるために、グローバルなパートナーシップを形成します。
セイコーウオッチ:PADIとPADI AWARE Foundationのマリンデブリプログラムの公式パートナー
海洋ごみプログラムのスポンサーであるセイコーウイッチは、主要な市民科学プログラムDive Against Debris®の重要な活動をさらに推進し、ごみを除去するだけでなく、見つけた問題点を活用して海洋に優しい政策改革を促進します。これにより、海洋汚染がさらに進むことを防ぎます。セイコーウオッチ、PADI、PADI AWARE Foundation、そして世界中のダイビングコミュニティが協力し、重要な調査データを提供し、海洋研究者や政策立案者が保全活動に活用できるよう支援します。
ツール&リソース
PADI Dive Against Debris®は、私達が愛する海を守るために、ダイビングを通じて水中ゴミを回収し、ここから重要な調査データを収集し、世界各地の海洋研究者や国の政策者が保護活動に利用できるようにする市民科学プログラムです。ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、やってみると水中宝さがしのような楽しさと達成感いっぱいの活動です!
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PADI(ジュニア)オープン・ウォーター・ダイバー、PADIフリーダイバー、PADIアドヴァンスド・マーメイド以上、または相当する資格をお持ちのダイバーで、12歳以上であればどなたでも参加可能です。
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お手持ちのスマートフォンでPADI AWAREアプリを利用すると便利です。
アプリはApp StoreまたはGoogle Playにてダウロードしてください。
My Oceanアカウントの作成を完了してから、アプリ内にデータ報告でご利用できます。
PADIのダイバーたちは、海洋ごみに対する調査に参加したり、Dive Against Debrisスペシャリティーコースを受講したりした結果、市民科学者として画期的な新しい研究に鍵となるデータを提供できています。この研究は、その種のものとしては初めての世界的な分析であり、海岸線で見つかるごみと海底で見つかるごみの関係を分析しています。
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海洋ごみプログラムのスポンサーであるセイコーウイッチは、主要な市民科学プログラムDive Against Debris®の重要な活動をさらに推進し、ごみを除去するだけでなく、見つけた問題点を活用して海洋に優しい政策改革を促進します。これにより、海洋汚染がさらに進むことを防ぎます。
国内の共同活動はこちらからご覧ください。